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『Abbey Road』【デジリマ】を聴いてみて [FAB 4]

今、『Abbey Road』の「旧盤とリマスター盤の聴き比べ」をしている。新旧2枚を聴き比べると、幾ら
チープな自分のオーディオ機器でも多少なり、音の違いが見えてくる。旧盤に比べ、リマスター盤は音の
輪郭がくっきりしている。ポールの重低音のベースもより、迫力を増したように思える(気のせいだろうか?)。リンゴのドラムも以前より、生っぽく聴こえる。一番確かなことは、音の分離が凄く良くなって
いることかなぁ。

しかし このリマスター盤は最近流行の音圧重視の物とは ちと違いますなぁ。この辺にAbbey Road
Studios のエンジニアたちの意地を感じてしまうのだが。これも気のせいなのだろうか? 「より音源に
忠実なリマスターを」がスローガンだと聞いてはいるが... それも違うと思うなぁ。
所詮CD で、アナログの音は再現出来やしないのだから。

Abbey Road 3.jpg
『Abbey Road』(リマスター盤&旧盤)

先ほども言ったとおり、音の分離が良くなった分、一つ、一つの音が良く聴こえるようになった。今まで聴こえなかった音さえもね。旧盤との一番の違いは、「音に深みが出た」ってことだろうか? しかし ミックスは
従来の物と一緒なので、相変わらず「音の定位は不安定」で改善されていない。特にステレオの泣き別れ
の部分には相変わらず、変なエコーが掛かっているしね...

やはり ヘッドフォンで聴いていると、違和感を感じるのは旧盤の時と一緒だね。但しヘッドフォンで聴い
ていると、多少増した音圧や、ノイズを取り除いた良い音を感じ取ることが出来る。そんなところかなぁ?
旧盤自体、元々音質の良いCD だったのも事実だからね。あと中低音域が以前より大分、改善されてる
気がするんだけど... これも気のせいだろうか?

*これはあくまでも、「素人の個人的な感想」です^^

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